○3番(鈴木みどり君) 3番 鈴木みどり。
 通告に従いまして質問をさせていただきます。
 災害ボランティア団体と避難訓練のあり方についてと、これに関連しまして3つの項目に
 分けてお聞きしていきたいと思います。
 まず、災害ボランティア団体の連携についてですが、弥富市は、安心・安全なまち、災害
 に強いまちづくり、またしっかりとした防災力を高めていこうというのが市長のお考えでも
 あります。
 現在、弥富市では、防災ボランティアにかかわっている方がたくさんお見えになります。
 皆さんは防災意識も強く、それぞれの分野、立場で活動し、あってはならない災害に備えて、
 いざというときのために日ごろから訓練、学習をしています。
 ある方から、「弥富はだめだね。幾つかのボランティア団体があるけど、みんなばらばら
 だもんね。みんなどんな団体があって、どんな活動をしているのか知らないもんね」と話さ
 れました。ボランティアにかかわっている人でさえ、どんな団体があるかわからない、そん
 な状態ではないでしょうか。当然、一般市民の方は、知っている人のほうが本当にごくわず
 かだと思います。どういう団体があって、どんな活動をしているのか。
 防災に何らかかかわっている団体は、私の知っているところでは自主防災組織が一番大き
 いと思いますが、消防団、日赤奉仕団を初め、これは4Hクラブのハムクラブ、防災ゼロの
 会、防まちクラブ、それと青色パトロール隊、ボーイスカウトなども何らかかかわっている
 団体だと思います。ほかに市が把握している団体はありますでしょうか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 大きな災害が発生した場合、協力いただける団体としては、日本
 赤十字社愛知県支部、社会福祉法人愛知県社会福祉協議会など、県とボランティアの受け入
 れ体制の整備とネットワーク化の推進等に関する協定を締結している団体、2番目として、
 赤十字奉仕団、3番目として愛知県防災ボランティアグループなどが考えられます。
 なお、どのような活動をされているかにつきましては、防災に関する研修など独自の活動
 を行っておられるとはお聞きしておりますが、十分に把握していないのが現状です。
 市内の防災関係のボランティア団体につきましては、議員お示しのとおり、各地区の自主
 防災会、弥富市赤十字奉仕団、弥富防災ゼロの会、防災まちづくりをすすめる会、弥富防災
 ハムクラブなどであり、その他につきましては把握しておりません。以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) このような団体同士が連携することはとても重要ではないかと思う
 んです。
 以前、ボランティア団体の連携で質問をしたときに、当時の伊藤課長さんですか、近々自
 主防災会の全体会議をする予定になっていると伺いました。その自主防災会の全体会議は行
 われたのでしょうか。また、行われたのなら、何名の出席者で、どのような内容だったのか
 をお聞かせください。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 自主防災会の全体会議につきましては、昨年の1月に開催してお
 ります。各地区の自主防災会の方、また結成されていない地区は、区長さん、区長補助員さ
 んが来ていただいた地区もございます。それで、計73名の方に参加していただきまして、南
 三陸町視察報告や、三重大学の川口准教授を講師に迎え、「大地震、大津波にそなえる-生
 き残り、生き延びて、次につなげるために-」と題して防災講演をお願いいたしました。そ
 の後に、各自主防災会の連携について意見交換をしていただきました。これが昨年の1月の
 状況でございます。
 本年度につきましては、3月27日に自主防災会の全体会を計画しており、南海トラフ地震
 の被害想定、津波避難シミュレーション結果説明などを予定しており、防災・減災意識の高
 揚を図っていただくよう考えております。以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) 愛知県あいち防災協働社会推進協議会が発行している「あいち防災
 通信」に、「自主防災組織について」と題して記事が載っておりました。自主防災というの
 は、言うまでもありませんが、地域の危険箇所の把握、防災機材の備蓄や防災訓練の実施な
 ど、日ごろから災害に対する備えを実践するとともに、災害時には初期消火や災害時要援護
 者への支援といった災害を最小限に食いとめるための活動です。県民意識調査の結果では、
 平成25年度版消防白書によりますと、愛知県の自主防災組織活動カバー率は、全世帯数のう
 ち自主防災組織の活動範囲に含まれている世帯数の割合は95%と、全国1位となっているそ
 うです。
 しかし、愛知県が平成25年度に実施した防災・地震に関する意識調査の結果によりますと、
 住んでいる地域に自主防災組織があるかどうかを知らない人は約6割、地域の自主防災活動
 に参加経験がある人の割合は約3割強であり、自主防災組織の育成やコミュニティの形成な
 ど、自主防災組織の活性化が課題となっていると書かれていました。
 では、弥富市の防災団体は、何度も言いますが、誰がどこで活動しているのか、何のつな
 がりもありません。もし、災害に見舞われたとき、今の状態ではせっかくの、皆さんが学習
 している知識が生かされないのではないかと思うのです。そして、市長の施政方針にも、共
 助として地域の防災活動に取り組む組織、自主防災組織は大変重要であり、さらなる充実を
 図っていく。また、防災リーダーの養成やまちづくり出前講座等を通して啓発活動も引き続
 いて行っていくと言われておりますけれども、この防災リーダーというのを育成していくの
 もいいんですが、そしてどうするのかですよね。
 大きな災害に見舞われたときは、行政の方も問い合わせが集中で、ごった返してしまうと
 思うんです。浦安へ私たちが行ったときに、やはりさまざまな問い合わせで行政は麻痺して
 しまったとお聞きしました。災害の復旧とか、そういうものは行政がやっていかなければい
 けませんが、被災者のソフト面については、やはりボランティアの方々の力が必要じゃない
 かと思います。
 私が市にお願いしたいのは、平常時にこそボランティア関係の意見交換のできる機会を設
 けていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 本年1月に弥富市と弥富市社会福祉協議会の合同開催におきまし
 て、市内で活動するボランティアや防災に関心のある市民を対象に、防災に関する基礎知識
 の再確認と弥富市の防災の取り組みについての出前講座を開催して、意見交換などをしてい
 ただいたところでございます。
 今後も、機会あるごとにボランティア関係の方の意見交換会の場をつくってまいりたいと
 考えております。以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) ボランティアで活動されている方は、この弥富市が災害に見舞われ
 たときに、いかに行政の手の届かないところで住民の方に安心していただけるように活動し
 ています。ボランティア団体同士の連携と行政との連携が、やっぱり市民の方にも安心して
 いただけるのではないかと思うんです。積極的にこの防災ボランティア団体の連携と、そし
 て行政との連携がスムーズにいくように御配慮をいただきたいと思います。
 次に、避難訓練のあり方についてお尋ねしていきたいと思います。
 弥富市も4月から防災安全課が危機管理課に名称が変更されます。災害に強いまちづくり
 を進めていくのであれば、その一つとして、これを機に防災訓練の見直しをしていただきた
 いと思うのです。
 今、市で行われている防災訓練は、年に1回ですね。中心的なコミュニティというのか、
 学区を決めて防災訓練をして、そしてほかの地域は普通に防災訓練をやっていくという、そ
 の中で役員さんだけがその防災訓練に参加するものになっています。コミュニティで開催さ
 れるにもかかわらず、子供さんの参加もありません。今の防災訓練は、ただ形だけのものに
 なっていませんか。
 例えば、毎年行われている海部地域の防災訓練ってありますよね、木曽川でやる。あれを
 弥富独自の訓練として、できる範囲でいろんなボランティア団体と連携した防災訓練をする
 とか、弥富市の危険箇所を確認したり、防災用品の展示をしたり、非常食の試食をしたり、
 炊き出しなどいろいろあると思うんです。
 また、子供さんたちに対しては防災クイズや防災スタンプラリーなどいろんな企画をして、
 家族で防災について学習できる、そんな市民参加型の訓練を私は提案したいです。
 そこでお聞きしたいのですが、弥富市として弥富市全体の防災訓練は考えていますか。市
 として防災訓練のあり方についてどう思っていらっしゃるのか、また変えていく考えはある
 のか、お聞きしたいと思います。

 ○議長(佐藤高清君) 服部市長。

 ○市長(服部彰文君) 鈴木議員にお答え申し上げます。
 今、これはまだ私ども職員の間の協議という形の中でなっておりますけれども、来年が名
 実ともに新市一体という形の中での10周年という形になります。そうした形の中で、従来の
 防災訓練とは違う形、さまざまな形の関係機関等も連携をとりながら、来年の10周年に向け
 ていろいろと防災訓練の内容については変化させていきたいと思っております。また、素案
 ができましたら御提示申し上げます。以上です。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) 何のために防災訓練をするのかを、やはり考えていかなければいけ
 ないと思うんですね。
 これは防災訓練というか、ちょっと話はまた違うんですけれども、私の娘の話なんですけ
 れども、あるときに大阪のほうで29階建ての複合商業のビルなんですけれども、そこの26階
 か27階で食事をしていたときに火災報知機が鳴ったんですね。そのときに子供を連れていま
 して、店の店員さんからも避難をしてくれという指示で、エレベーターを使う人もいたんで
 すが、階段のほうが安全だろうということで階段でずうっとおりてきたそうです。27階とい
 うとかなりの階数ですけれども、そのとき、結果的にこれは誤報だったんですね。下におり
 てきたら、消防車が15台、救急車も何台か来ていて、とてもリアルな防災訓練じゃないけど、
 訓練だったと言っていましたけれども、そこで感じたこと、それはああいう高いビルには子
 供は連れていかないほうがいいという感想を言っていましたけれども、やはり身をもった防
 災訓練というのは学ぶところもたくさんあるのでないかと思います。
 今度は一時避難場所についてお伺いしていきたいと思います。
 一時避難場所ですけれども、この一時避難場所と一般に言われる1次避難所、1次開設避
 難所、市民の方は、とてもこれは紛らわしいんですよね、一時避難場所と1次開設避難所。
 この避難場所と避難所というのは大きく違っているんですけれども、きのう、東日本大震災
 から4年がたちました。この間ですけれども、東北で2回の地震がありました。この1度目
 の地震は津波注意報も出ましたけれども、大きな被害にならなくてよかったんですけれども、
 これが4年前のあの地震の余震だというのには驚きました。
 震災以来、本当なら一日も早く建て直しをしなければならない、この庁舎ですけれども、
 庁舎の建設がまだとまったままです。ですが、それ以外は、弥富市も着々と津波に対する避
 難場所ができてきました。校舎の屋上、建物の高いマンションとか、これはきのうの那須議
 員の質問と重なってしまったんですけれども、一時避難場所は幾つあるかとお聞きしようと
 思ったんですが、きのう41カ所ということをお聞きしたんですが、そのうち民間にお願いし
 た緊急避難所は幾つぐらいあるのかはわかりますかね。
〔発言する者あり〕

 ○3番(鈴木みどり君) 41カ所って、それは区別はされていないんですか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 津波・高潮時の緊急時避難場所というのは、昨日お答えしたとお
 り、民間施設、市の公共施設も含めて41カ所ということでございます。これにつきまして、
 要は官と民の内訳につきましては、今、資料で足さなきゃいけませんので、また後ほどお答
 えさせていただきます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) 私もこれは通告しなかったからごめんなさい。もし、わかったらと
 思ってお聞きしたんですけれども。
 昨年ですけれども、ある自治会の防災訓練に行ったときに、住民の方から一時避難ってい
 つまでのことを言うんですかって言われたんです。私もちょっと考えてしまったんですけれ
 ども、学校の屋上やなんかを緊急避難所とされる場合、市としてはどのくらいの一時避難と
 いう想定で立てられたのかはわかりますか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) まず、津波・高潮緊急時避難場所と申しますのは、弥富市内及び
 周辺には高台がないために、地震による津波や台風による高潮の来襲が迫っている場合に、
 緊急的・一時的に避難可能な高い建物を津波・高潮緊急避難場所として指定しておるところ
 でございます。
 それで、一時避難はいつまでのことという御質問でございますが、津波・高潮緊急時の避
 難場所の津波につきましては、通常は津波は複数回押し寄せて、10回以上に及ぶこともあり
 ます。また、第2波、第3波が最も大きくなる傾向がありまして、その後、次第に小さくな
 っていきます。第2波、第3波は1時間以上後に押し寄せる場合もありますので、いつまで
 とは一概に言えませんので、避難に際しては十分注意していただきたいと考えております。
 以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) この一時避難場所、緊急避難場所では、300名だ600名だという方の
 緊急避難所になるわけなんですが、そこでは誰が、指揮をとるといったら変なんだけれども、
 例えば解除、もういいですよとか、そういうことは誰がどのようにしてそこの人に知らされ
 るのかというはちょっと聞いておきたいなと思うんですけれども、市のほうはどのようにお
 考えでしょうか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 緊急時の津波・高潮緊急時避難場所につきましては、本当の緊急
 時に命を守るために避難していただく場所という形でございます。それで申しますので、誰
 が避難されているのかというのは、これは行政のほうではわからない状況になるかと思いま
 す。ですから、共助の精神のもとで、誰が指揮をとるのかということは避難された方でお決
 めいただきたいと考えております。
 また、解除はどのように知らされるのかということでございますが、このようにここの避
 難場所を使うような大きな災害となったときにおきましては、私ども行政のほうも混乱して
 いることが予想されます。したがって、解除の連絡も届かない可能性がありますので、そう
 いった場合においては、そこに見える皆様方の判断でお願いすることになることも考えられ
 ます。
 また、弥富市では、ゼロメートル地帯でございますので浸水が危惧されますので、洪水・
 浸水被害が発生した場合には、一時的にその危険が回避した後に市指定の避難所、そちらの
 ほうに移動していただくことも考えられます。以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) 避難している人で話し合うということなんですけれども、これが、
 私最初に言いましたように、弥富市ではいろんな災害ボランティアというのか、ボランティ
 アで頑張ってみえる方がいらっしゃいますので、そういうところと連携をして、市でできな
 いことは住民で知恵を絞って解決していくというのも必要じゃないかと思うんですね。その
 ためにも、私はこのボランティア団体の連携は本当に必要じゃないかと思っているんです。
 最後に、学校なんかで避難所になっているわけですけれども、日の出小学校のような新し
 いところは大丈夫なんですが、古い大藤小学校も、あと白鳥も、古い学校ってありますよね。
 ここら辺の耐震はしっかりされているんでしょうか。

 ○議長(佐藤高清君) 佐藤総務部長。

 ○総務部長(佐藤勝義君) 学校の校舎、体育館の構造体の耐震補強については、平成22年
 10月までに完了しております。非構造物であります体育館などのつり天井の改修は、本年度か
 ら順次行っておりまして、平成28年度に完了予定であります。
 なお、家具の転倒防止や照明器具の固定などの問題もございますが、それにつきましては、
 今後の対応としていく予定でございます。以上でございます。

 ○議長(佐藤高清君) 鈴木議員。

 ○3番(鈴木みどり君) これはとても住民の方もちょっと心配されていた方もいたので、ち
 ょっとお聞きしたんです。
 起こってはならない災害ですし、もし起こってしまったら、やっぱり全ては平常時の行い
 にあると思いますので、災害に強いまちづくりは誰もが願うところですので、よろしくお願
 いしたいと思います。
 これで私の一般質問は終わりますが、最後に、ことし3月で定年される職員の方々ですね、
 私も年はばらしたくないんですが、同じ年ですので一言。
 ことし退職される職員の皆様方には、長い間、本当にお疲れさまでしたとお伝えしたいと
 思います。今まで段ボール箱を蹴っ飛ばしたいような思いをされたことがあるかとも思いま
 すけれども、本当にこれからは第3の人生を謳歌していただきたいと思います。本当に長い
 間、ありがとうございました。
 これで私の一般質問を終わらせていただきます。